供養に関すること

遺品整理で出てきた遺骨

遺骨、どうする?

遺品整理をしていたら「遺骨がでてきた」という話を聞いたことがあります。「遺骨を処分することはできるのでしょうか?」

家財道具や電化製品などはリサイクルに出したり、仏壇・位牌などはお焚上げなどで供養することはできるけど、遺骨となるとちょっとどうしたらよいか、扱いに困ってしまいます

1.祭祀承継者が誰なのかを明確にする

まずはじめに、故人の祭祀承継者が誰なのか?ということを明確にする必要があります

祭祀承継者って?

祭祀承継者とは、系譜、祭具及び墳墓といった祭祀財産や遺骨を管理し、祖先の祭祀を主宰すべき人のことを指します。読み方は、「さいししょうけいしゃ」です。祭祀とは、神様や祖先を祭ることをいいます。簡単に言うと、祭祀承継者とは、一族のお墓等を引き継いで管理する人のことだと考えるといいですね

ポイント

系譜(けいふ)とは、先祖代々の家系が記されている家系図のようなもの

祭具(さいぐ)とは、仏壇・神棚・位牌・霊位・十字架などのこと

墳墓(ふんぼ)とは、墓石・墓碑などの墓標や土葬の場合の埋棺などのこと

祭祀承継者がすることは

お墓の管理

仏壇の管理

檀家としてのお寺との付き合い、管理費の支払い、お布施、寄付

法要の主宰

相続を放棄しても遺骨は守れます!遺骨やお墓、仏壇などは相続資産に含まれません。例え相続財産を放棄しても遺骨を祭祀財産として引き継ぐことは可能なんですよ!

遺骨を処分する方法

遺骨をどうするか決められるのは祭祀承継者しかいません!故人の被相続人や親族の中に必ずいるはずですので、確認してみましょう!出てきた遺骨を祭祀継承者の方が引き取ってくれれば問題ありませんが、引き取ってくれなかったり、遺骨の処分を任せられたりしたらどうしますか?

一族のお墓に埋葬できればいいですが、お墓に入れない場合やそもそもお墓がない場合もあります。そんな時に利用できるサービスが送骨サービスになります。聞いたことのない方や不安に思う方はぜひ一度、お問い合わせください!

法事や何らかの集まりで一度しか会ったことのない遠い親戚の方の遺骨だったり、見つけた遺骨をどこに埋葬したらよいのかわからない、など遺骨の行き場を探している方は意外とたくさんいるようです。遺品整理をしていた際に見つけた遺骨をどうすればいいのか悩んでいる方は、遺骨相談.comまでお問い合わせをどうぞ。

遺骨の処分に困ったときはコチラ

送骨納骨システム

参考 送骨に関してのQ&Aはこちら 送骨システムってなに? 送骨とはゆうパックなどの配達サービスを利用してお寺や霊園に遺骨を送りそのまま納骨してもらうことです。 納骨先のお墓の形態は様々ですが、お寺・ ...

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送骨は永代供養になるので、一度手続きをすればそれっきりとなります。どうぞ、これを機会に送骨サービスを利用してみませんか?

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