改葬許可証について
改葬許可証について
改葬許可証とは、改葬・お墓のお引越しの手続きのときに必要となる許可証のこと
改葬とは、現在遺骨が納められている墓地や納骨堂などから他の墓地や納骨堂に遺骨を移すことを指します。
改葬許可証の発行について
改葬許可証を発行してもらうための必要な書類
- 改葬許可申請書
- 受入証明書
- 埋葬許可証
改葬許可申請書について
自治体へ改葬許可を申請するための書類になります。自治体によっては市町区村のホームページ上からダウンロードできるところもありますので確認をしてください
-
全国の『改葬許可申請書』の入手先一覧
改葬を行うには現在遺骨を預けている墓地・納骨堂がある市町村長の許可が必要で勝手に移すことはできません。遺骨を墓地や納骨堂から別の墓地・納骨堂へ移すときの手続きには「改葬許可申請書」が必要となります。全 ...
続きを見る
一般的に記載する可能性の高いもの
■ 死亡者の情報
死亡者の本籍および住所、氏名、死亡年月日、埋葬している場所もしくは、火葬した場所および、それを行った年月日、改葬の理由と改葬場所の記載が必要になりますのであらかじめ確認しておくとスムーズです
■ 申請者の情報
申請者の住所と氏名、死亡者の続柄の記載が必要
墓地使用者との関係などの欄がある場合は、墓地使用者が誰になっているのかを確認した方がよいでしょう
また、記載する方が申請者本人でない場合(代筆など)は、印鑑の押印が必要になりますので、念のためシャチハタ以外の印鑑を持参しておくと安心かと思われます
受入証明書について
受入証明書は引っ越し先の墓地管理者に発行してもらう書類になります。改葬受入証明書などとも呼ばれているようです。遺骨を受け入れすることを証明するための書類になるため、引っ越し先の墓地管理者から印鑑をもらう必要があります
埋葬許可証について
埋葬許可証は、現在遺骨が納骨されている墓地の管理者に証明してもらう書類になります。間違いなく現在の墓地に遺骨が納骨されているという証明書になります。改葬許可申請書が埋葬許可証と兼用になっている場合もあるので、そちらに署名捺印してもらえば問題ありません。また、遺骨を埋葬してある墓地管理者が独自で持っている用紙に署名捺印でも大丈夫です。
どちらも墓地管理者の印鑑が必要になるため確認しておくといいでしょう
改葬許可証発行にかかる費用について
改葬許可証の発行手数料は自治体によってもさまざまなようで、無料~300円程度です。改葬許可証の発行手数料は、基本的に申請1件ごとにかかることが多い傾向のようです
自分の改葬しようとしている遺骨のある自治体によって異なるため、事前にいくらかかるのかは問い合わせしてみると間違いないでしょう
まとめ
墓じまいをするにあたり、改葬許可証は2度使用するということになります
- その1:現在遺骨のある墓地管理者へ改葬許可証を提示する
- その2:引っ越し先の墓地管理者へ改葬許可証を提示する