お墓に関すること 墓じまいに関すること

墓じまい後の遺骨の行き先

いざ、墓じまいをすることにしたとしてもお墓の中にあるご遺骨をどのようにしようかと悩む方も少なくないでしょう。墓じまいの後、ご遺骨はどのようにすればよいのでしょうか?

墓じまい後のご遺骨

近年、先祖代々のお墓について引き継いでくれる人がいないために墓じまいを検討している人が少なくありません。墓じまいをすることによって今まで守ってきたお墓について一区切りできるかもしれませんね

墓じまい後の遺骨の行先

  • 新しいお墓に移す場合
  • 遺骨の管理ができない場合
  • きちんと墓じまいしなかった場合

新しいお墓に移す場合

それまでの先祖代々のお墓を墓じまいした後の選択肢としてよく見られるのが新しく建てた別のお墓に移すという方法、いわゆる改葬というものになります。しかし、改葬には決まった手順や手続きを踏む必要があります。

改葬の手順について

どちらに埋葬していますか?「改葬許可申請書」の必要な方はこちら

墓じまいの手続きについて

墓じまいをすることになりました。どのようにすればいいですか? お墓じまいをご自分で手続きするのは大変ですよね。どのようなことをしたらいいのか少し説明しますね。良かったら参考にしてみて下さい。 改葬する ...

続きを見る

遺骨をまとめる
古い骨を骨壺にまとめる

骨壺の中のお骨は時間の経過とともに溶けてしまいます。50年以上経過した遺骨はお骨の体積が最初の半分以下になっている場合も少なくないため、先祖代々の遺骨をまとめることも可能です

骨袋や粉骨を利用する

骨壺がスペースを取る場合は骨袋を利用する方法もあります。また、ご遺骨の形を保たなくてよい場合は、骨を細かく砕くことによって(粉骨)、体積を減らして納骨することも可能です

遺骨の管理ができない場合

お墓を墓じまいした後、新しいお墓に改葬できればいいですが、墓じまいをする際にどうしても遺骨を管理することができないというケースも少なくありません。そのような場合、お墓を建てずに供養する方法もあります。それぞれメリットやデメリットがありますので、参考にしてもらえたら光栄です

お墓を立てずに供養をするには?

お墓を建てずに供養をする方法 日本では超高齢化により多死社会と言われています。それに伴い、火葬場やお墓が不足しているのが現状。当然、両親や親族が亡くなれば、その遺骨をどうするか?残された者は決めなくて ...

続きを見る

墓じまいをしないと無縁墓になってしまう

もし、お墓の跡継ぎがいなくて墓じまいそのものができない場合、そのお墓や中に納められている遺骨はどうなってしまうのかしら?

そのような場合は、そのお墓のある墓地の管理者(寺院や霊園)は法律に基づいて1年の期限で縁故者を探すことになります。役所の出す官報や墓地の中に立てる立札にお墓に眠る故人の縁故者を探している旨を記載している状況を見たことはありませんか?

もし、縁故者が見つからないまま1年が経った場合は、そのお墓に眠る故人は無縁仏として扱われることになり、ご遺骨がとりだされた後、無縁仏供養塔に合祀され、お墓も撤去されることになります。一度合祀された無縁仏のご遺骨は取り出すことはできません。

ここがポイント

無縁仏にしないためにも、改葬をして永代供養にすることをがおすすめします

永代供養について

超高齢化と核家族化が進み、先祖供養のあり方についてもさまざまな考え方が出てきている中、もともとお墓や仏壇を持たない人やお墓や仏壇があっても継承者がいない、といったときの新しい供養の仕方が「永代供養」に ...

続きを見る

送骨供養について

送骨納骨システム

参考 送骨に関してのQ&Aはこちら 送骨システムってなに? 送骨とはゆうパックなどの配達サービスを利用してお寺や霊園に遺骨を送りそのまま納骨してもらうことです。 納骨先のお墓の形態は様々ですが、お寺・ ...

続きを見る

送骨を利用する際に知りたいこと

【送骨に関して】ご質問にお答えします

誰でも利用できますか? もちろん、どなたでも利用できます!そして宗旨、宗派、国籍も関係ありません。送骨は郵送になるので日本のどこからでも利用ができます 遺骨を送るときの宅配会社はどこでもいいですか? ...

続きを見る

送骨供養の申込みはこちらからどうぞ

-お墓に関すること, 墓じまいに関すること

© 2024 お墓がなくても供養はできる!お墓や遺骨の処分に困ったときの解決のしかたドットコム