コロナ禍でお葬式事情も変化？

新型コロナウイルスの影響によって私たちの生活スタイルは変化せざるを得なくなりました。そこで、密閉された空間に一定時間、大人数が座る葬儀さえも「3密」の状況が生まれやすいと言われています。そこで新型コロナウイルスによって葬儀の形も変わりつつあるようです

一日葬・家族葬・直葬が増加

新型コロナウイルスの感染予防を優先し、大規模な葬儀は行わずに施主と親族等で10名程の家族葬や直送を選択される方が増えているようです。「1日以上かかる大規模な葬儀は中止または延期」「通夜を行わず、火葬と同日に告別式のみを行う一日葬・家族葬をおこなう」「お通夜・告別式の会食をおこなわない」と言ったことが起きているようです

一日葬について

一般的なお葬式では、通夜と告別式を2日間にわたって執り行いますが、通夜を行わず告別式のみを1日で執り行うお葬式のことを「一日葬」といいます

家族葬

家族葬とは、葬儀に呼ぶ方をあらかじめ限定し少人数でゆっくりお別れをする葬儀のことです。「家族葬」は家族だけで行うものだと思われがちですが、親族や故人の方と親しかった方も呼ぶことができるとのことです。また、家族葬はお通夜・告別式を行うことになります。

家族葬は参列者の人数をあらかじめ決めることができます

家族葬の平均費用は約106万円

直葬

できるだけ参列者を抑えたい、「3密」にならないように火葬のみ行った方がいいのではないか？と迷われている方が多くなっているようです。火葬のみを行うお葬式のことを「直葬（火葬式）」と呼んでいます。

通常のお葬式は、通夜・告別式を行うことが一般的ですが、火葬式では、通夜や告別式を執り行わずにそのまま火葬場へ向かい、親族を含む5名程度でお別れの時間を持ち、お坊さんによる炉前読経を行うシンプルなお葬式の形態のことをいいます。

今、感染予防とコロナによる経済的な影響によりお葬式においても、できる限りリスクを抑えていこうという観点から『直送（火葬式）』を選ばれる方が増えているようです。

直葬後の遺骨の処分について

後日葬儀もあり？

後日葬儀は、火葬を終えたあと、遺骨となった故人とお別れをする『骨葬』をはじめ、葬儀への参列ができない地域や自然災害や事故などにより今すぐ葬儀が行えない場合に選ばれる葬儀のスタイルになります

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