古い遺骨、いらない遺骨の処分の方法

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散骨する

散骨は火葬した遺骨を、遺骨だとわからないくらいの大きさに粉砕して、海、川、山林などの自然環境に撒く方法のことです。

散骨の種類

全て自分でするには

散骨は業者に頼む方が無難ですが、法律上は自分で行うこともできます。「墓地、埋葬等に関する法律」が施行された1948年には散骨という方法が一般的ではありませんでしたが、散骨が増えてきた1991年に法務省が散骨について「節度を持って行えば違法ではない」という方針を出したことにより、「節度」を持って行えば、自分で合法的に散骨することが可能になったんです。

「節度」のポイントとは？

1つは遺骨を「骨」だとわからないレベルに砕くことです。散骨業者の自主規制では、直径2mm以下に遺骨を砕くことになっています。骨だということがわかる状態で散骨すると、死体遺棄事件に発展する可能性があるからです。

2つ目は、第3者が散骨したことを知った場合に、不快にならない場所に遺骨を撒くことです。

山林散骨をする場合は、散骨場所を自分で購入するか、所有者の許可を得て散骨するかのどちらかになります。

実際に自分で散骨をする場合は、すり鉢などで遺骨を粉砕し、適切な場所を見つけて遺骨をまくことになります。もしお金をかけずに遺骨を処分したい場合は、自分で散骨することを検討しても良いでしょうが、遺骨を粉砕するのも、適切な場所を見つけるの労力と手間がかかりますので、業者に頼む方が無難です。

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合祀墓に埋葬する

近年増えている永代供養のお墓や納骨堂にお骨を納めるといった方法があります。お骨を納める際にのみ費用がかかるだけで、年間の維持費や管理費はかかりません。費用相場は、数万円～数十万円と幅がありますが、個々のお墓の区画を購入し個別に墓石を建てるよりも断然費用は安く抑えられます。

送骨供養といったサービスをご存じですか？

郵便局の宅配サービス『ゆうパック』を利用して、お寺や霊園にご遺骨を送り、納骨埋葬することです。受け入れたご遺骨を末永く供養してくれる新しい供養の形です。最近では『送骨供養』と呼ばれています。

送骨供養に関するお問い合わせはコチラ

火葬場に引き取ってもらう（遺骨を受け取らない）

火葬場ではお骨を遺族に返すことを基本にしているため、事前に”遺骨を受け取らない”と言う希望を葬儀社や火葬場に伝えて確認をとることが必要になります。

引き取ってくれる火葬場はまだ少ないようです。引き取ってもらえないときは、ゆうパックでご遺骨を送るといったサービスもあります。こちらも割とお金をかけずに供養できると評判です

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